英政策金利1.5%は...
イングランド銀行(英中銀)が政策金利を50bp(0.5%ポイント)引き下げ、年1.50%としました。英国の政策金利が年2%を割り込んだのは戦前の大恐慌時も含めて史上初のことなのだそうですが、金融市場がグローバル化した現代と戦前を単純に比較するのはナンセンスであるように思うのは私だけでしょうか。
日本は元々ゼロ金利みたいなものですが、主要国、あるいは新興市場国においてももっともっと政策金利は引き下げられるのではないかと思っています。現代の主要企業は社債を発行したり、あるいは株主として資本参加してもらう「直接金融」が中心で、銀行などからの借り入れによる「間接金融」はあまり比率として高くありません。
そうした環境の中で「政策金利を引き下げて景気を刺激する」という「伝統的な金融政策」はやや古臭いものになってしまっているかもしれないと思うのです。日銀が過去に採用した「ゼロ金利政策」や「量的緩和」といういずれも「間接的」に働きかける政策があまり評価されていないのに対し、昨年12月に決定したCP買入や、あるいはFRBによるMBSの直接買い取りなど、「非伝統的」な政策の評価が高いことを考えると、「もしかしたら新しい金融政策理論が必要とされているのかも知れない」などと考えてしまいます。
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